
歯周病は数多くの海外の論文を見ても治療すれば治ることがすでに証明されています。
ではなぜ歯周病はなかなか治らないのでしょうか。それはエビデンスのある治療を確実に行なっていないからに他なりません。
それでは歯周病の「治療法」はどのような方法が良いのでしょうか。
現在キュレット、超音波スケーラー、レーザー、マイクロスコープ、内服、薬剤による方法など「多くの方法」が紹介されています。
しかし、このように多くの方法が紹介されているということは「決定的な治療法が無い」ということに他なりません。
ただし近年、Er:YAGレーザーが歯科治療として厚労省に認可され保険診療でも認められるようになりました。
Er:YAGレーザーの効果は他の方法にない画期的な効果が認められており、実際に当医院でも数多くの実績があり患者様から高い評価を得ております。(Er:YAGレーザーの治療は保険診療内です。)
詳しくはレーザー治療の章をご参考にしてください。
ところで治療前には患者様それぞれの歯周病の特異性の認識つまり診査、診断がいかに的確におこなわれているかが重要な要素になります。
そのため当院では個別化した歯周病の治療のプログラムつまり
Individualized program for treatment of periodontal disease (IPT)
を行なっております。
このプログラムは歯周病に関する厳選した重要な項目8つを診査して治療計画を立てていくものです。
治療は大きく分けると「原因除去療法」と「再生療法」に分けられますが、ほとんどの場合は「原因除去療法」になります。
患者様が「再生療法」を希望されても、その「適応症」でなければ治療することができません。
その「適応症」とは4壁性骨欠損、3壁性骨欠損であり水平性の骨欠損は適応症ではありません。それでは当医院での再生療法の一例を見ていただきます。
この症例では一番奥の歯の後ろ側の骨が再生しているのがわかります。
治療法は麻酔下において原因除去を行っただけで外科処置はしておりません。
10年ほど前は外科処置を数多く行っておりましたが現在はかなり少なくなりました。
これは「原因除去療法」をおこなえばその結果はほとんど変わらないことがわかったからです。(外科処置を否定しているわけではありません。)
これは「技術」によって得られた結果です。
あと歯周病には「再発」という大きな問題があります。
論文によれば一度でも歯周病に罹患した患者様は歯周病のリスクが高いため一生そのリスクを背負うことになります。
ですから治療後のメインテナンスが重要になります。
メインテナンスを受けていただければ歯周病の進行がほとんど止まってしまうわけです。
ここまで読んでいただいた方なら理解していただけると思いますが「歯周病」は治療そのものも大切ですが「メインテナンス」の方がずっとずっと重要なのです。
ですから当医院では歯科助手はいません「歯科衛生士」のみです(5名)。
歯科衛生士の数を見ればその歯科医院の歯周病に対するクオリティーがわかります。治療経験30年以上になる当医院に歯周病を御相談ください。
当院の院長は日本臨床歯科医学会(SJCD)の認定医です。
本学会の認定医の条件は他の学会とは大きく違い、認定された講演20回以上、論文20以上の提出が条件という厳しいものです。
東京SJCD会長 | 認定医 |
SJCD レギュラーコース | インストラクター |
SPIインプラント システム(スイス) | 研究員:アドバイザリィーメンバー |
クラレ ノリタケ | 研究員 |
クインテッセンス出版 |
批評会メンバー
エディトリアルサポーティングメンバー |
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休診日:日曜・祝日
土曜の診療日はカレンダーをご確認ください。
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